インストラクター活動やスクール経営などにおいて、集客ができていない人の共通点として
『公式サイト』を運用せず、FacebookやSNSだけで広告宣伝活動をしている事業者が居ますが
はっきり言ってその手法では生徒が集まらないのです。
スクールビジネスにおいてのWeb集客で抑えておくべきポイントをご紹介致します。
前回のおさらい
インスタグラムのアカウントを複数活用する事で集客視点・終点が定まり、その集客動線によって効果が高まる事が分かったのですが…

実践しても生徒が集まらないのは何故なのでしょうか…??
と、ご質問のインストラクターさんからのお悩みにお答え致します♪
前回までの記事はこちら♪

結論
- サイト管理費すらも支払えないスクールに信頼無し!
- お客様に疑似体験を提供するサイト設計

スクールビジネスのコンサルタントやアドバイザーなどの中には、自身でスクールビジネスを実際に経営した事が無い人がとても多いという事実があります。
『習い事経営の大学ブログ』では、多店舗展開の実績とスクールビジネスでFIRE(経済的自由)を獲得しコンサルティング会社も経営する、がおうさん自らがリアルで実践的な有料級の情報を公開しています。
公式サイトのメリットとは?

スクールビジネスを経営される方や、インストラクター・講師活動をされているフリーランスの方の中で
生徒が思うよに集まらない人に最も共通している点は『公式サイトが無い』という点です。
スクールビジネスにおいて『公式サイトが無い状態』とは、
誰とも連絡が取れない密室空間から一度も出ずに、「友達100人できるかなっ♪」って寝言をいうようなものです…
それほど致命的なレベルである事を自覚せず、公式サイトを軽んじ…

まぁ~、暇な時に作ればいいかぁ~♪
と、言う様な軽いノリで放置している状態は、極めて危険な状況であると本日の記事で学べると思います!
お客様が来店する『行動の起点』となる『要因』は、現代においてはチラシやフリーペーパーなどではなく
SNSなどを含めた『それらを介してアクセス』する『公式サイト』の情報に『納得』したから
見学や体験に来られるという『集客動線』をまずは理解する必要があります。
スクールビジネスにおいて公式サイトを構築する事のメリットとして
- 安心感が得られる
- 知りたい情報に簡単にアクセスできる
- お客様の興味深度に対応できる
など、の効果がありますが、ぱっと見では…

え…あまり大きなメリットに感じられないんだけど…
と、思われてしまいそですが…この3つがとても重要な要素なのです。
安心感を軽んじてはいけない
安心感とはその名の通り、お客様があなたが行う事業に対してどの程度『安心できるか?』を表すものですが、
集客に失敗している多くの事業者は『事業者側視点』で、これさえあれば『安心』を感じてもらえるな!と誤認しているのです。
そもそも、公式サイトの無い事業者の多くは『安心』は、実際に来店されてから真心ある接客によって勝ち取るモノと考え
『来店する前』の時点での『安心』を軽視してしまう傾向があります。
イメージして頂きたいのですが、あなたが興味のある「五つ星リゾートホテル」があったとして
ネットでどんな施設や料理などがあるかを調べようと検索をしてみたら…
- 公式サイト自体が無い…
- 公式サイトはあったけど無料の広告付きサイトだった…
- 公式サイトではなく無料の広告付きブログしかなかった…
- SNSにしか情報が開示されてなかった…
こんな状況であったら、そのホテルに『安心して』予約する事ができるでしょうか?
更に、無料お試し版の様なサイトや無料ブログでしか公開されていなかったら、どう感じるでしょうか?
多くのお客様が感じるのは

この事業者…サイト運営費すらも払えないほど、お金が無いのかな・・・
と、心配になってしまう様なイメージを感じてしまう事で

お金に困ってそうなスクールだから、ちょっと安心できないなぁ…
他のスクールにしようかな…
と言った結果になってしまいます。
とても大切なポイントは
我々事業者は、『無数のまだ出会っていないお客様』に対して、最低限の行動動機となる『安心感』すらも与えていなければ
見学や問い合わせの電話や予約など『在る訳がない』というスタンスのもと
安心感を勝ち取るために、何をするべきか?
これを考え尽くしている事業者と全く実践していない事業者
このどちら側が物事を有利に進める事ができるのか?について重く受け止める必要があります。
このお話をすると、web関連に弱いスクール事業者さんからは

でもがおうさん…私、こうゆうの苦手で自分でサイトとか作れないんですよねぇ…
と、言われる事業者さんが驚くほど多いのですが
私が強くお伝えしたい事は『苦手や面倒』を放置して、今は『何とかなる』状況であっても
それらを未来へ『先送り』した先に…必ず『メンドクサイ』状況に陥るという事実を分かったうえで選択して頂きたいのです。
それぐらい公式サイトの構築は『あの時作っておけばよかった…』と思えるぐらい、その経過時間の量に比例して時間的損失が大きくなることを知って頂きたいのです。
どんなサイトが好まれるのか?
私のスクールビジネスがコロナ禍でも増収増益であり、右肩上がりの成長をし続けられる最大の理由は
過去記事でも何度もお伝えしている考え方である、
『事業者側の勝手な都合』ではない『お客様が求める情報』を提供し続けるという事であり
実践し続けた結果、多くのお客様から支持を頂けている状況があります。
この実体験から得られた教訓として、物事を構築する際は『お客様の立場で考えた時』に
我々は『何を求められているのだろう?』と常に考え続ける事が大切なのです。
それを踏まえたスクールビジネスのサイト設計で重要な点は
お客様が『公式サイト』を見るだけで『疑似体験』できるほどの情報量があるか?という点です。
来店し体験する前に、既に体験したような感覚やイメージをお客様自身に持って頂いたうえでご来店頂く。
この『種まき』があるからこそ、実際に体験した後に入会という『収穫』に繋がるという事を理解したうえで次のポイントを押さえてサイトを作る事をお勧めします!
- 分かりやすい料金詳細の明記
- 入会までのプロセス
- 講師の詳細プロフィール
- 疑似体験に必要な3つの要素
- 口コミ(レビュー)の表示
- 来場の方法
少なくともこれだけは確実に押さえておかないと、お客様は『疑似体験』ができるほどの『イメージ情報量』が足りず
お客様の心理としてこの様な考えに至ります…

このスクール重要な情報が何もないから…体験はやめておこう。

このスクール、体験してみない事には何も分からないなぁ…
この様に、体験自体を取りやめてしまったり、『体験しないと全容が掴めない』状況のため、
お客様が『わざわざ』来店して『確かめる=体験』しなければ『情報が得られない』という行動動機で体験に来られるというのは
高い確率でロストする『体験施策』であるという点をまずは理解してください。
最も重要なポイントは
乏しい情報量の為、お客様はお店に足を運ばないと、その情報にアクセスできないから『体験』するといった『事業者側の怠慢』をお客様に負担させるのではなく
お客様が「なぜ体験に来ているのか?」を真に理解する為には
疑似体験したイメージと実際に合っているか?の確認作業に来ている
と言う心理状況が行動基準となって、体験という道に繋がっていると、知る必要があります。
このポイントを抑えずに、ただ単純に来店『させてしまう行為』は、事業者側の努力義務を放棄していると言われても仕方がないのです。
なぜこれほどまでに『疑似体験』をさせたうえでの『体験』が重要かと言いますと
良質な公式サイトの豊富な情報にアクセスし、お客様が疑似体験を構築できる程の情報量が無かったとしても…
お客様は少ない情報量の中から『勝手に』『こんな感じだろうな!』という
『憶測の疑似体験』を構築して来店してしまう。という心理に陥る状況があるからです。
例えばこんな感じです…

情報が少ないから分からないけど、『たぶん』こんな感じのレッスンだろうな♪

料金の記載がないけども、『だいたい』このぐらいの相場だろうな♪
この様な、客様が『憶測の』疑似体験したイメージで来店された後に『予想』と違っていたら…

なんだこのスクール!思ってたのと全然違うじゃん!!

全然イメージと違うレッスンだった…
となってしまい、多くの場合、入会に至らないケースとなるのです。

勝手にイメージして、勘違した状態で来られて、勝手に失望して、入会しないとか勝手すぎで困るんだけど!!
と、憤慨される経営者さんも実際におられるのですが
お客様に適切な質と量の情報量を与えていなかった事業者側の怠慢である事は、皆さんもご理解頂けたと思います。
この様に『憶測』を生み『勝手に失望』されない為にも、公式サイトの情報というのはとても大切であり価値があるのです。
そして忘れがちですが、『公式サイトは、作らないといけないから、作る』モノではなく
『体験』に来てもらうための『最重要ツールだから、作る』と認識できた時に、
『体験=生徒=売上』に直結する行動施策を『分からない』や『メンドクサイ』で放置している事の危険さが理解できると思います。
お客様視点の分かりやすさ
先ほどもお伝えをしたスクールビジネスでのサイト作成ポイントとなる
- 分かりやすい料金詳細の明記
- 入会までのプロセス
- 講師の詳細プロフィール
- 疑似体験に必要な3つの要素
- 口コミ(レビュー)の表示
- 来場の方法
こちらの項目ですが、実際に作成する際には『事業者側視点』で作るのではなく
『お客様視点』で読み進める事のできるサイト構築を考える必要があります。
お客様視点とは、あなたのスクールを全く知らない人が初めてサイトに訪れた際に
『どんな情報』を『どんな手順』で知りたいか?
これらを意識しながら構築し、最終的に『体験や入会』ができるまでの手続きの流れを記載する事が大切です。
例えば…
- 料金詳細
- お支払い方法
- 体験の概要
- 体験申込の方法
- 入会の概要
- 入会時に必要なもの
この様なプロセスで、
- 通える金額なのか?
- 体験の方法は?
- 入会の方法は?
という手順で、実際にお客様が入会に至るまでの『流れ』が分かりやすい様に記述する事が大切なのです。
これらの『お客様が知りたい情報』を開示していないスクールがあったとしたら、それはとても不親切なサイトであり
不親切なサイトしか運営できないスクールは、不親切な接客しかできないと感じられてしまいます。
1つ1つの行動や考え方が『お客様に見られている』と考えながら運営する事が大切なのです。
疑似体験に必要な3つの要素
スクールビジネスにおいて『疑似体験』を起こさせない情報提供レベルのスクールとは、
『お客様が勝手に解釈して来店して下さいスクール』となり
体験に来られても正しく情報が伝わらず、トラブルの原因にもなりかねません。
疑似体験に必要な3つの要素を抑えたサイト運営やSNS等での広告戦略を行う事が最も重要なのですが、
その3つの要素とは
- 講師の『人柄』
- クラスの『雰囲気』
- レッスンの『難易度』
これらの情報を一切出していないスクールはお客様の『物語』を軽視していると気づいてください。
とっても楽しみにしていた『体験レッスン』
『体験に行く』というお客様の心理状態は、ただでさえ『不安』や『ドキドキ・ワクワク』や『緊張』など、様々な感情が高ぶっている状態です。
その状況が既に分かる事業者側が『少しでも穏やかな気持ちで、体験を受けてもらいたい』と思えるのであれば
お客様が体験するクラスの情報すらも公開していない状態というのは、お客様に対して大変失礼であると知って頂きたいのです。
不十分な情報しか提供しておらず、お客様の憶測によってでしか良し悪しが判断できず
体験申込した先が、あまりにもレベルの高いクラスだった…このような場合、講師の多くは

もうちょっと、初心者向けのクラスから始められた方が、いいかもしれませんね♪
などと声掛けをするのですが、お客様側からしたら…

いやいや!!情報が少なすぎるからそんなのこっちじゃ判断できないし!
と、思われてしまい入会には結び付かないのです。
3つの要素となる『人柄』『雰囲気』『難易度』を初めて見る方でも理解しやすいように提示する事がとても大切なのです。
今日のまとめ
スクールビジネスにおいての『公式サイトの目的』は
「同業者が作っているから作る」のではなく、集客において『最高のツール』であり『必須の集客施策』と理解できた時に
『公式サイトの無いスクール=生徒を集めるつもりのないスクール』と認識されてしまいます。

でもサイト作成の知識の無い私がどうしたらいいの?…
と、悲鳴が聞こえて来そうですが安心してください!
『豪華』で『立派』なサイトを作らないと『生徒が集まらない』と考えられている人が多いのですが
お客様は『豪華さ』や『センスの良い』サイトだから体験に来ているのではなく
『適切な量』と『適切な頻度』で『知りたい情報』を教えてくれるサイトに価値を見出します。
この法則を理解して頂いた時に、多額の費用を使ってサイト作成の外注をしたり
豪華でセンスの良いサイト作成ができる様に講習を受けようとする必要は無いのです。
お客様が欲しい情報は『疑似体験できる情報』
このキーワードが理解できた時に、サイトのデザイン以上に内容が大切だと分かると思います。
今回の記事から
- 公式サイトは必ず作る
- 無料版サイト等では作らない
- 疑似体験できる情報
- お客様視点での提供順序
これらを抑えたうえで公式サイトを構築する事が大切なのです。
自分でサイトを作れない・・という人については
私も活用している格安外注業者を検索できる『COCONALA』です♪
1万円ポッキリで追加料金や月額料金など無い契約でサイトを作成してくれる業者が簡単に検索できるので
サイトが作成できない人にとっては超おすすめのサイトなのです!
外注ではなく、自分で1から作りたい人におすすめの方法として
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月額836円で自由にカスタマイズができるのは素晴らしいですね♪
『お客様の問題を解決』する事がビジネスの本質だと理解できている人は
お客様が問題だと感じられる事柄『メンドクサイ』と放置している時点で商売人失格である意味を理解できると思います。
『私なら何がしてあげられるだろうか?』この軸を忘れずに日々を過ごしてみましょう!
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