【必見!】ダンスインストラクターって儲かるの?

インストラクター

今回のお悩み相談

現在、ダンスの専門学校に通っていますが

ダンスインストラクターという職業が儲かるのであればやってみたいです!

と、ダンス業界で働いてみたい学生さんのお話をご紹介致します♪

結論
  • 大金を稼げるかそうでないかは自分次第
  • お金目的で参入する人はお金からとことん嫌われる
  • ダンススキルがあればいいと思っている人はこの業界に向いていない
  • 『ノーペインノーゲイン』の考え方が成功の分かれ道

辛く険しい道のりを楽しめる人だけの業界

ダンスインストラクターという職業は、

『大金を稼げる人』と『全く稼げない人』の格差がものすごい業界でもあります。

ここまで聞いて『あぁ…なら自分は違う業界に行くわ』と思われた方は

正しい選択』をされたと思います。

なぜなら、『お金だけを目的にこの業界で成功できるほど甘い世界ではない』からです。

そして、ビジネスで成功する為には、自分に合わなと判断した時点で切り替える行動力も大切な要素なので、

貴重な資源となる時間とお金と労力を浪費する前に別の事に挑戦する方が良いと思います。

何かを始めるときに『輝かしいゴールを確約』されているから始める!という人は少ないはずです。

世の中のほとんどの事象は未来を先読みするする事ができないため、

だからこそ人生は楽しいと私は考えています。

絶対に見たい映画を視聴する前に、その内容を誰かに教えられた‼」なんてことがあったら、

見る気も失せますし、見たとしても退屈ですよね。

人生も同じく、まだ見ぬ未来を創り出す喜びや楽しみが原動力ではなく

確約されているならやる』という行動基準では、

残念ながらダンス業界だけではなく、どの業界でも大成する事は難しいでしょう。

そして、映画は観る前から既に結末が決まっていますが、

人生の結末は、悲劇にも喜劇にもハッピーエンドにも、

自分の力でどんな結末を迎えるのか選択し、変える力があると言うことです。

自分の人生を紡ぐ事を放棄した時点で、

どの仕事をしても上手くいかないと実体験から感じています。

ダンス業界だけ、辛く険しい道のりかと言えばそうではないのです。

どの業界でも辛く険しい下積みがあり、

だからこそ、そこで得た経験やノウハウを活かして独自性を開花させることができるのです。

大金があるから「楽しい」ではない

経験則から人は『楽しいと感じられないモノは長続きしない』という特性があると感じており、

それを無理やり続けることも可能ですが、身体のどこかが壊れてしまいます。

お金に苦労する事なく、豊かな生活を送る今の私を、周りの皆さんが

お金があるから人生楽しそうだね

と言われるのですが、大金を稼ぎ、金銭的な悩みから解放されて分かった事は

お金があるから楽しい』ではなく

楽しいを続けてきたのでお金が増えた』というのが正解なのです。

自己紹介でもご案内しておりますが、

私の起業当初は散々なもので、生活費すら稼ぐことができなかった時期もあり、

乾麺のパスタを塩のみで茹でて食べるなんて毎日が、何か月も普通にありました。

公共交通機関を使うお金も無かったので、雨の日でも自転車で何十キロも、びしょ濡れになりながら移動するなど

そんな稼げない時代があっても諦めずに、続けられたのは

その時間も含めこの業界の全てが楽しかったから』なのです。

もし私が

  • 「お金がすぐに稼げない!」
  • 「大金を得るまで時間がかかる!」
  • 「交通費ばかりがかかって損しかない!」

損得だけで行動していたら早々に撤退しているか、

きっと今もアルバイトをしながら生計を立てていたでしょう。

毎日、寝る時間も惜しんで、事業に取り組んでこられたのも

その全てが楽しく、その行動によって『お客様が喜ぶ姿を見るのが何よりも楽しかった』からです。

多くのお客様が喜び、喜ぶだけではなく、そのお返しとして、お金をたくさんお支払い頂けている。

お金なんてものは「楽しみや喜び」の、ただのオマケである

と、お金を頂く回数が増える度に、徐々に理解ができるようになりました。

〇〇の業界は稼げる?稼げない?という思考ではなく、

自分は何に対して喜びや楽しみを感じているのか?

そして『それを共感してくれるお客様はいるのか?』これらに時間を割く事をお勧めします!

稼げるのか?稼げないのか?

「ダンスインストラクターという職業が稼げるのか?稼げないのか?」この答えに対して、皆さんの知りたい答えをお伝えするとすれば

『お金に苦労する事なく、毎日自由な生活を送る程度は稼ぐことができます』が!

それを叶える為には

他のインストラクターと同じことをしていては絶対に叶えられません

という条件付きであり、

そもそも『努力を嫌う人間に大金は舞いこまない』という普遍の原則を信じる事なく、

他力本願によって自分を高める努力をされない方は

どんな職業、どんな業種であっても大金を得る事は無いでしょう。

どこに自信を持つか?で決まる世界

ダンスインストラクターという職種を選択する方の多くは、

ダンスインストラクターになりたくてダンスを学んだという方は稀で、大多数の方はプレイヤーとして、ダンサーとしてスキルを磨いていった結果、

インストラクターとしても活動の場を広げていくというのが通例となっています。

だからこそ陥りやすい罠は、

自身のダンススキルが高ければ『ダンスインストラクター』としても活躍できると自信を持たれてしまう事にあります。

ダンススキルだけではなく、大会の受賞歴などがあればあるほど、その経歴が価値だと考え、それはダンスインストラクターとしての価値でもあると自信を持たれてしまう事が

稼げない大きな足かせとなっている』点にできるだけ早く気づいてもらいたいのです。

自身の価値を定義づける時に大切な事は、自身が居る環境下において

『価値を理解している人の数』が『理解していない人の数』よりも多い事が重要であり、

どれだけ多くの受賞歴があろうとも、どれだけ有名な受賞歴があろうとも

それを知らない人が多い環境であれば、大した価値だと感じてもらえない」のです。

ダンススキルも同じく、そのスキルが素人目線でも『凄い‼』と思えるレベルのモノでない限り

お客様はダンサー自身が思うほど、高い価値を見積もってはくれません

これはお客様のダンスに対する目利きが育っていない事も原因なのですが、

そもそも多くのダンサーが評価するスキルは

必ずしも一般のお客様に評価されるスキルではない

という前提を理解したうえで行動する事が大切なのです。

これは『ダンススキルや経歴が無くても良い』というお話ではなく、

自身のダンススキルだけに対して絶大な信頼と自信をもってこの業界に参入すると、

とても痛い目を見るという事をお伝えしたいのです。

ダンススキルとレッスンスキルは全くの別物

自分が上手に踊れる事』と

生徒を上手に踊れるようにする事』を

自身のダンススキルや過去の経歴でカバーできると考えている先生は、まだまだ勉強が足りていないと言わざるを得ません。

先もお伝えした通り、ダンスインストラクターになりたくてダンスを学ぶ方はごく少数である事から、

インストラクターの多くはプレイヤーとして培った経験やノウハウで指導を行おうとします。

しかしそれらはインストラクタースキルを活用したレッスンではなく、自身のダンススキルを応用したレッスンに過ぎず、

お客様が『レッスン』で求める価値に対して十分なパフォーマンスが発揮できません。

インストラクターの多くは、自身がダンスを学んだ頃に教わった方法を思い出しながらレッスンをするスタイル。

これがとても横行しているのですが、

その教わった方法は『教わる側の視点』でしか経験できておらず

教える側の視点』や『指導時のポイント』などは全くもって未経験なのです。

これらのレッスンスキルを軽視してしまい、学ぶこと無く

自分は他よりもダンスが上手だから教える事ができる』と

勘違いをしてしまう先生方の未来は、短期的には稼げるかもしれませんが継続し続ける事は難しいでしょう。

経歴もさほどなく、ダンススキルも自分より下手な先生なのに

生徒保有数がものすごい数』という方が身近にいる方は、

その人の『ダンススキル』ではなく『レッスンスキル』を観察する事で自分との違いが見えてきます。

詰まるところ、ダンスインストラクターに求められる資質とは

自分が上手に踊れる能力』ではなく『生徒を上手に指導できる能力』なのです。

ダンスインストラクターが自信を持つべき心の拠り所は、自身のダンススキルや経歴などではなく、

このクラスは

  • 『楽しい』
  • 『分かりやすい』
  • 『もっと学びたい』
  • 『先生のクラスに通えて幸せ』

とお客様から言ってもらえる

お客様の声の数』を自信と心の拠り所にする事が何よりも大切なのです。

そのためには最低でもキューイング(事前キューイング・内的キューイング・外的キューイング・比喩的キューイング)や

アイスブレイクなど、自身が上手に踊るスキル以外のスキルを身につける必要があります。

これらについてはまた別の記事でご紹介致しますね♪

給与を「貰う」ではなく「稼ぐ」という思考

ダンスインストラクターの多くはフリーランスで活動している方が多く、歩合制で報酬を得ている方の方が多いのがこの業界の現状となります。

この業界に、足を踏み入れたばかりの先生の中には

  • 〇時間勤務したので給与を下さい
  • この金額をくれるならやります

という『賃金を貰う』という感覚の人が居ます

時給制などのアルバイトではなくフリーランスで活動されている場合は、自発的に稼がない限り収入が増えない個人事業主であるという事を理解されていない先生も一定数見られます。

仮に、自身が時給制のアルバイトでのインストラクターであったとしても、

  • 時給〇円だからこの時間帯だけ滞在したらお金がもらえる
  • 時給〇円以上の労働をしたら損

などと考えながらレッスンをしているようであれば、

その方はいつまで経ってもこの業界で成功する事は無いでしょう。

成功者とそうでない者との絶対的な違いは

実体験からも断言でき、多くの成功者の皆さんも口を揃えて言う1つの成功法則としては

痛み無くして成功無し』という

ノーペインノーゲインの法則で物事を進められているのか?という事です。

豊かな生活となり、分かった事の1つとして、

成功していく人は共通して『稼ぐ為には?』という思考で行動し、それを成し遂げる為の苦労など気にもしない傾向があるという点と、

現状維持もしくは以下となる人は共通して『貰う為には?』という思考で

如何に苦労をせずにお金を貰う方法を選択する傾向がある。

という事が多くの方の相談やお話を聞く中で分かってきました。

自分はアルバイトだから時給〇円以上働いても無駄と考えてしまう方や、時給〇円以上働いたら損と考える方は

痛みを得ずに行動する方法』を探し続けているという事になるのですが、

残念ながらその方法で成功した方に、今までお会いしたことが無いばかりか、

過去の偉人や賢人を調べても、そのような人は誰一人居ませんでした。

そして、『いやいや!痛みを伴ったけど成功なんかしなかったぞ!!!』と言われる方も多いですが、

正にそうなのです。

この世界はどうやら『痛みを伴わないと成功しない

けれども

痛みを伴ったからと言って成功の保証はない』という事なのです。

それって詐欺じゃないかぁぁぁぁ!!と叫びたくなる気持ちは十分に分かりますが、

叫んだところでその現実が変わらないのであれば、

それを受け入れるしかないのです。

それを受け入れて、失敗をしても他責にするのではなく、

すべてを自責とし、

成功をするまで挑戦し続けられる人にしか開かないドアがあるという事なのです。

それを拒絶して、痛みや傷つく事を恐れ、避けるように行動したところで

大した結果は得られないという事です。

ダンスインストラクターという業種が儲かると確約されているから行動するのではなく、

その道中が辛く険しい道のりであろうとも

自分がやると決めたからやる』という自分との約束を守ろうとする意志と、

ノーペインノーゲインの法則を受け入れ、

コツコツと行動し続けた者だけが豊かな生活を得る事ができるのです。

もし今までのあなたが『貰う』という思考であったのであれば、

『稼ぐ』為には?と一瞬でもいいので考えて見てください。

その瞬間に『どうしたらいいのか分からない』という答えが頭に一瞬よぎると思います。

実はそれが『成功のカギ』なのです。

  • 「どうしたらいいか分からない」
  • 「何をしていいのかわからない」
  • 「何から始めていいのか分からない」

と思えるのは、まだ知らない事が世の中には沢山あって

『それを知る事のできるあなたには、まだ伸びしろがある』という、内なるお告げでもあります。

その声が聞こえないふりをするのではなく

分からない事を分からないままにせず、少しずつでもいいので知る努力、学ぶ努力を積み重ねる事で人生は徐々に豊かになっていきます。

それを私は、私の人生で証明してきました。

『貰う』という思考のままだと、

  • 『もっと貰えるべきだ!』
  • 『もっと与えて欲しい!』
  • 『少なすぎる!』

といった思考ばかりが出てきてしまいます。

他責とする事で一時的に鬱憤が晴れて、気持ちが良いかもしれませんが

根本的な事は、何一つ解決していない

と理解できた時に、『稼ぐ』という思考によって『自分で解決する力』を育てない限り、自分自身は成功とはかけ離れた世界に生きている状況が見えてくるはずです。

今回はダンスインストラクターという職種にフォーカスをしたお話でしたが、

これはどの業界でも同じことが言えますので、自分の進む道が辛く険しい道であろうともそれすらも楽しみつつ、

成功体験と失敗体験を経た先にある豊かさに向かって突き進んでいきましょう!

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