生徒を増やす為には『3つの旗』を軸に物事を進める事がとても大切な考え方なのです。
前回のおさらい
3つのフィールドである独自性フィールドに達する事で、競合との戦いに巻き込まれない集客ができるという事が分かったのですが…

もっと具体的な方法を教えて欲しいでぇぇぇす!!
と、ご質問のインストラクターさんからのお悩みにお答え致します♪
前回までの記事はこちら♪

結論
- ゴールからの逆算で物事を進める
- 正しいベクトル(事業の方向性)でなければ効果が出ない

スクールビジネスのコンサルタントやアドバイザーなどの中には、自身でスクールビジネスを実際に経営した事が無い人がとても多いという事実があります。
『習い事経営の大学ブログ』では、多店舗展開の実績とスクールビジネスでFIRE(経済的自由)を獲得しコンサルティング会社も経営する、がおうさん自らがリアルで実践的な有料級の情報を公開しています。
『ゴールから逆算』するとは何か?

ビジネスだけではなく『人生』においても応用可能な、夢や目標を確実に手に入れる為の手法として
物事を進める際に『ゴールから逆算』して構築するという考え方があります。

がおうさん…そんなの常識で、みんな知ってる事なんですけど…
と、感じられた方も多いと思いますが…
『正しく逆算する方法は?』と聞くと、具体的に説明できる方は意外と少ないのです。
『ゴールから逆算』するとは
目的を達成する為に必要な要点を、 現在へさかのぼって、 その目的を達成するための手段などを考える
と言う、物事を始める際の基準を『ゴールから逆算』して構築するという考え方なのですが、
思い通りに行かない人や、計画をしても上手くいかない人
しっかり計画をしたつもりでも結果に繋がらない人の多くは
この『ゴールから逆算』する為に必要な『3つの旗』を定めるという考え方ができていない傾向があります。
本日は正しく逆算する為の『3つの旗』の活用方法を解説したいと思います。
3つの旗とは何か?
夢や目標などがある人の中で、望みが叶わず挫折する方の多くは『漠然とした目的地』だけを定めて
計画性の無い状態で行動し続けてしまう特徴があります。
綿密な計画を立てたその計画自体が、ゴールに至る道ではないルートだと気づかずに、
気合や熱意だけで推し進めてしまう事も、よくある失敗ポイントなのですが、
上手くいかない人の共通点として3つの旗となる
- 現在地
- 目的地
- 手段
この3つの旗をしっかりと立てずに『何とかなる!』で行動に移してしまう傾向があるのです。
しかし『何とかなる!』という行動は、目指した目標の難易度が高ければ高いほど
『何ともならない』という未来にしか繋がっていません。
これらを記事で読むと、誰しもが『そんなの当たり前だよね!』と感じられるのですが
そう思われる方の多くが『自分の望む人生』を歩めていないという現実と
それを突き付けられたときに『だって〇〇だから』『あなたと私は違う!』などの
『理由』をつけてしまう傾向があり
『当たり前だと思えるのに、行動できない人生』そして望まない人生に至ってしまうという現実から抜け出せずにいます。
しかし、これはダメな事や悪い事ではなく、人は誰しも『自分の望んだ人生』ではない『人生』を選択してしまう特徴や環境があるというだけの事で
『あなたが劣っている』とか『意思が弱い』とか『頭が悪い』とか、ではなく
『3つの旗』を深く理解し
『行動し続けるだけで、人生は好転する』という事も含めて、本日はお伝えしたいと思います。
現在地の定め方

『人生は旅の様なもの』とよく聞く言葉ではありますが、ビジネスも人生も、旅と全く同じ特徴があります。
皆さんが1度も行った事の無い場所に、旅行へ行こうと考える時に
真っ先に考える事は『旅行先で何をしようかなぁ~♪』といったゴールを考えると思います。
そのワクワクな気持ちで旅行先でのスケジュールを考え
やりたい事が決まった次の瞬間に、交通手段も決めずに
荷物も何も持たずに、旅行先と思える方角に向かって走り出す。なんて事はありませんよね?
この話を聞くと…

そんな人、誰も居ないでしょ…
と、言われてしまいそうですが…これをビジネスや人生に置き換えた時に
この様な旅行のやり方で物事を進めている人がとても多く、
何よりも残念なのは、本人がその過ちに気づかず『運が悪い』『周りが悪い』など…
他責としてしまい、原因分析をしていない点があるのです。
この様な事が起こる最大の原因が、まず第一に『現在地』をしっかりと定めていないからと言う状況が見えてきます。
現在地を定めるとは、
- 自分の持ち物を確認する
- 自分のできる事を確認する
この2つを確認し、『今』と言うスタート地点で、どれだけの準備が行えているのか?を明確化する事が大切なのです。
より具体的に2つの確認項目を解説したいと思います!
『自分の持ち物』とは
- 3つの資源となる『時間』『お金』『労力』
- ビジネスなら『開業前顧客』
- 人生なら『知識・経験』
これらの『持ち物』がどの程度ある状況なのか?そして『活用』することができるのか?という事を知り
足りないモノをリストアップしておく事が大切なのです。
これは旅と一緒で、パスポートや航空券や着替えや現地通貨など、事前に整えておかなければ旅先でトラブルになる。それを避けるための準備と同じなのです。
『自分のできる事』とは
- ビジネスなら『自分の武器・強み』
- 人生なら『自分が好きな事』
これらの『できる事』がどの程度、自分自身で『理解』できているのか?という事を知り
『できる事・できない事』『好きな事・嫌いな事』『苦手な事・得意な事』という
『自分の特性』を自分自身が一番知っている事が大切なのです。
これも旅行と一緒で、日頃の活動量が少ないのに、超特大で高重量のキャリーケースを持ち出してしまい、重くて持ち運びができない状況や、
辛い食べ物が嫌いなのに、辛いモノしかない国へ旅に出る。そんな状況と一緒なのです。
まずは『自分と言う人間』の『特性』をしっかり理解したうえで
今と言う地点に、倒れる事の無い軸のしっかりした『現在地』という旗を立てる事がまず初めに何よりも大切な行動なのです。
『開業前顧客』については過去記事でご紹介しています♪

目的地の定め方
旅行に行く際に、お金や時間が無いのに、
『世界を見たいなぁ』『行った事無いところ行きたいなぁ』といった具体的な目的を決めた後に、世界一周豪華クルーズ旅行をとりあえず予約…
その結果…

『お金がないぃぃ!!!』『これだと行けないぃぃ!!』
と、困る様な旅行の予約はしませんよね?
人生やビジネスで、志半ばで挫折してしまう人の特徴として、先ほどの旅行の様にゴール(目的地)を具体的に定め、
その具体的な目的を達成するために行動をしようとするのですが
目的地を具体的に定めるというプロセスは、『現在地』が確立した人が行うべき、次のプロセスである点を意外と忘れてしまっているのです。
その結果、動き出してから『〇〇〇が足りないぃぃぃ!!』『これだとダメだぁぁ!!』なんてことに陥るのです。
まずは『現在地=自分の特性』を理解し、しっかりと定めてから『目的地』を定める手順で行いましょう。
これらができた上で、
『目的地』を正しく定める方法は、
- できるだけ数値化して表す事
- 好きではない事を目的地にしない
この2つを行い、『どうしたら達成』となるのか?について、ふわふわといたイメージではなく、具体的な『形=数字』として表すことが大切です。
数字として表す必要がある理由は、この後に定める『手段』において、数値化していない状態だと、正しく手段が定まらないという問題点と
形の無いふわふわとしたモノの状態でゴールを定めるというのは、
自分自身がゴールに近づいているのか?、まだ遠いのか?が、分からない状態となってしまいます。
数値化する際のポイントとしては、
例えば、スクールビジネスにおいて『生徒増加』が目的地であれば
- 目標生徒人数
- 目標売上
などの、『ゴールを数値化』するがとても大切なのです。

なんか今日のがおうさんは、当たり前すぎる事しか言ってないんだけど…
と、こんな声が聞こえて来そうですが…
志半ばで挫折をしたり、夢が現実にならなかった人からの相談や質問に多く接する中で、私が感じるコトは
驚くほど、以下の様な答えが返ってくるのです…

私、とりあえず有名になりたいんです!!

生徒がいっぱい入る様に頑張っています!

俺はBIGになってお金を稼ぐぜ!
この様な『抽象的』で、ふわふわとした『夢や目標』を定め、そのゴールすらも『曖昧な定義』となっており、
この後解説をする『手段』すらも『目的地』に、合致していない状況が、圧倒的に多いという事実があります。
この様な方の多くは『現在地』すらも冷静に分析ができておらず、『目的地』に向かう途中で、飽きてしまったり
思い通りに行かない事に憤りを感じてしまい『挫折』してしまうのです。
この様な事が無い様に『抽象的』ではなく『数値化した目標』をしっかりと定めるという事がとても重要な要素となります。
そして、それ以上に大切な事は、『自分の好きな事を目的地とする』という事です。
『当たり前でしょ!!』と、これまた聞こえて来そうですが…
好きな事に全力で取り組める環境に身を置けている人は意外と少なく
『やりたいけども〇〇だから』と言った様々な要因で、

これは好きじゃないけど、お金の為に仕方なくやるしかない…
と、言った状況に身を置きながら、例えば年収を〇〇〇万円にするという『目的地』を『好きでもない仕事』で頑張る…
この様な方向性で物事を進めても、3つの資源となる『時間』『お金』『労力』を
効果的に使う事が出来ない状況となり
この3つの中で、何よりも一番大切で『限りある資源』である『時間』を浪費してしまいます。
そしてあなたが『お金』だけを目的地に定めて、高収入だから嫌でも我慢しないと…と思える仕事を嫌々行っていた場合
その仕事が心から大好きで楽しみながら行動している人には、絶対に敵わないのです。
『絶対に敵わない』これは競合や同業他社と比較した際にも同じことが言えるのですが
そもそも、その『仕事』や『事業』自体が『寝る時間も惜しむぐらい楽しい』と感じられない状態で
『お金』だけが目的で始めようと考えているなら、それを目標としてはいけません。
なぜならば、その仕事や事業が『寝る時間も惜しむぐらい楽しい』と感じられる同業者には『絶対に敵わない』からです。
その同業者が同じ商圏エリアで活動をしていたら?と考えてもらえれば、その怖さが理解できると思います。
そうならない為にも、『自分が心の底から好きと思えるコト』という『現在地』をしっかりと定めたうえで
それを叶える為の『目的地』を定める必要があるのです。
このプロセスができているだけで、もう半分以上その夢は叶ったといっても過言ではありません。
それぐらい、『好き』という力は強大であり、全ての事柄に連動していきます。
『お金が好き』と言う人の中でも、『お金が得られるならどんな仕事でも大好き』と心の底から得られるのであれば
それは正しい『目的地』となります。
しかし、自分の声に耳を傾けて1mmでも『嫌い』という心の叫びが聞こえたのであれば、『我慢』するのではなく
自分が本当にやりたかった『人生』を歩くための努力をする事をお勧めします。
スクールビジネスのお話ではなく『人生』にまで話を拡張している理由は
それだけ『好き・我慢』という、たった2つの選択だけで、未来が大きく変わってしまうからなのです。
絶対に行きたかった旅行先があるのに、我慢をして『現世では行かずに我慢して、来世で行けばいいか♪』なんて選択はしないと思います。
『目的地』と言うのは自分の声に耳を傾け、それを数値化できるほど、具体的に自分自身に教えるコトなのです。
手段の定め方
現在地と目的地がしっかりと定まると、現在という点と、未来と言う点の2つの時間軸に旗を立てる事ができます。
この2つを線で結ぶ行動が『手段』となるのですが、
『手段』を正しく定める為には
- 残された時間計算
- 無限の手段と1つの目的
この2つを数値化する必要があります。
『残された時間計算』とは、
『現在地』から『目的地』までにどれくらいの『時間』が必要なのか?という考え方で
夢や目標を達成するまでの『時間』を数値化せずに、『何とかなる!』といった抽象的な発想では
『現在と未来を繋ぐ線』はその時点で途切れてしまいます。
またこれこそが『ゴールからの逆算』に必要な考え方であり、
目的達成の『時間』を軽視した物事の進め方は、多くの場合成功しません。
この記事を見ている若年層の方にとっては『時間』という価値の大きさに、まだ気づけていない人も多いと思いますが
人生で最も重要な資源とは『お金』や『その他の何か』などではなく『時間』であるという事をこの機会に知って頂きたいのです。
どんなに大金持ちの人が『全財産』を使っても、『残された人生の時間』を誰かから買い取り、
残された人生の時間を増やすという事は、この世界の誰一人もできません。
しかし、『お金』や『地位』や『名誉』は、『お金』で解決が出来ますし、その『お金』自体も
稼ぐ方法を学べば増えるという点において
『時間』だけは、『学んだから増える』というものでは無く
生まれ落ちた瞬間から『死』へのカウントダウンが始まっていると、強く心に刻んで頂きたいのです。
それだけ尊い『時間』を暇だからと言った理由で『潰す』行為は
この世の中で最も貴重な資源を潰しているという感覚を持って頂きたいです。
その様な考え方の土台の中で、
目的を達成するためにどの程度の『時間』が必要なのか?を考えずに、
ダラダラと時間を浪費してしまう様な『手段』を選択するという事は
『人生における選択肢』すらも狭めてしまうという事を理解して頂いたときに
まずは行動を起こす前に、目的地に達するまでに、どの程度の『時間』『お金』『労力』が消費され
その費用対効果(使った資源に対してどの程度効果があるのか?)を知ったうえで行動に移すことが大切です。
難しい言葉となってしまったので、簡単に言えば
それをやって本当に夢が叶うの?
と、自問自答したときに、数値化した情報を比較材料として
自分自身が納得できるだけの分析や下調べができているのか?と言うのが『手段』を選ぶうえでは大切なのです。
そして何よりも注意するべき点として
『手段』が『目的』とならないように気を付けてください。
目的地にたどり着けない人の多くは『目的地までが遠かった』などではなくて
『目的地自体を自分も知らずのうちに、変えていたから』という特徴があります。
例えばダンスインストラクターの場合
- 現在地:『タイトル』が無い、『知名度』が無い、『お金』が無い
- 目的地:ダンスでの収入を増やしたい
- 手段:多くの大会に出て経歴を増やす
この様な形であった場合、
この3つの旗を立てて行動したときに
この『手段』を使って『目的』となる『ダンスでの収入を増やしたい』を達成するまでに
『何時間』必要なのか?をまず考える必要があります。
しかし、『残された時間の計算=ゴールからの逆算』で
『今何をするべきか?』と考えるコトができない方は
次第に『多くの大会に出て経歴を増やす』ことが『目的』となってしまい
その事を達成するために3つの資源を使い、『多くの大会に出て経歴を増やす』行動の過程で難しいと感じられる場合、
入賞できるように『レッスンをもっと多く受けて勉強しなきゃ!』という新たな『手段』を構築するのですが
もう、そうなってくると…『本来何が目的だったのか?』という事があやふやになり
目的自体が『レッスンを受けてスキルを高めて(手段)、大会で優勝する!!(目的)』にすり替わり
『ダンスでの収入を増やしたい』という当初の夢を考える『時間』や行動する『時間』ではない
全く別の『時間の使い方』となってしまいます。
ここで最も大切なことをお伝えしたいのは
『手段は無限の中から選択していいですが』『目的は変えてはいけません』という事です。
目的を変えていいときは『その目的がどんな手段を使っても達成できない』と数字で表された時です。
目的地にたどり着くためには
『ダンスでの収入を増やしたい』という『目的』を安易に変えたり、
『手段を達成するための手段』に時間を割くといった、時間の浪費ではなく
『それをやって本当に夢が叶うの?』というフィルターで、いま行っている『手段』を常にチェックし

このままだと人生が終わるまでに、夢が叶わない…
と、思えてしまう様な『手段』を選択をしているのであれば
1秒でも早く、無限の選択肢から新しい『手段』を選ぶことをお勧めします。
そうする事で、『多くの大会に出て経歴を増やす』ではない『手段』で目的を達成しよう!と
発想が切り替わり、新しい『手段』の方が目的を達成するまでの『時間を短縮できる』といった事に出会えるのです。
無限の選択肢を生み出す考え方
無限の選択肢から『手段』を選べばいい、と言われても…

私には無限の選択肢なんて、思いつかないですよぉぉ~
と、悩んでしまいますよね。しかし安心してください!
前回の記事である『3つのフィールド』のどの領域内に自分の選んだ『手段』が存在しているのか?
これを考えるだけで、現在地から目的地までの『線』が繋がるかどうか?が分かってきます。
3つのフィールドについては過去記事をご確認下さい♪

例えば、先ほどのダンスインストラクターの例にした場合
『目的地:ダンスでの収入を増やしたい』に対して
『手段:多くの大会に出て経歴を増やす』となっていましたよね?
これは例え話の中だけではなく、現在のこの業界の多くのダンサー・インストラクターが
収入を増やす為に目指す『代表的な手段』の1つとなります。
ここで注意深く、この状況を読み解ける方は既にご存じの通り、
『代表的な手段』という事は『みんながその方法で行動している』という事です。
これは言い換えるなら『競争が激化している領域』で目的を達成しようと考えている。という事なのです。
前回の『3つのフィールド』記事でもお伝えした通り、
『戦いが激化している環境』にわざわざ『自分から飛び込む必要がない』というのが
ビジネスで成功する鉄則でしたよね?
収入が増えないとお悩みの皆さんの多くは『誰しも』が『安易に考え着く事ができる手段』を用いて
『目的』を達成しようと考えるからこそ
そこに『競争』や『優劣』が生まれ、そのバトルフィールドに参加している人たちの『スペック=性能・才能・身体的能力』などの『現在地』の優劣によって
『勝てるのか?負けるのか?』、『敵を打ち負かし、勝つまでにどれくらいの時間が必要なのか?』といった
『外的要因に左右されやすい手段』を選択してしまうのですが
本日お伝えした通り、『手段は無限に存在する』という事を忘れなければ
『誰しも』が『安易に考え着く事ができる手段』に固執するのではなく
『目的』が達成できる手段を、柔軟な発想で切り替える事が『成功の絶対条件』なのです。
この事が理解できた時に、
『コンテンツの優劣で決まるフィールド』や『スペック(スキルや経歴)などで決まるフィールド』で
1位や上位を目指すよりも
『独自性フィールド』で戦う事を選択し、
『自分ならば、お客様に何がしてあげられるだろうか?』という発想からくる『手段』を選ぶことが夢を実現させる最短で最速の方法なのです。
夢がか叶えられる人と、そうでない人
『目標や夢や願い』などは、何かキラキラした正のエネルギーを感じてしまいそうですが
それは大きな間違いです。
『目標や夢や願い』といった全ての『願望』は、人の無限に湧き上がる自己中心的な『欲望』なのです。
『将来の夢』『こんなことがしたい!』『これが欲しい!』といった願望は
誰かから『お願い』されて発せられる衝動ではなく
あなた自身が『あなた自身の勝手な都合で宣言』しているだけのものなのです。
例えお願いされて行動した事であっても、それを選択するのはあなた自身である事から
その事実から目を背けている人は、残念ながら絶対に夢は叶いません。
とても不愉快に聞こえてしまうかもしれませんが、この先のお話が特に重要なので、あえてこの様な辛辣な言葉で表しています。
人の想いや願いというのが、なぜ叶えられるか?と言うと
『叶えてくれる人』が居るからです。
そもそも、自分一人で完結できる事であれば『願う事すらせず』に『当たり前の様に』淡々と行います。
『呼吸ができる人が、呼吸ができる様になりたい!』とは願わないのです。
人の全ての『願い』は『自分では解決できない』から湧きおこります。
どんな小さな願いであっても、人を介すコトでしか叶わないのであれば、
あなたは、『人に優しい人』即ち『人を助けられる人』でなければ、
誰もあなたの願いを聞き入れてはくれません。
それが1人では到底成し遂げられない『大きな願い』であったのなら
それこそ、あなたが『多くの人を助ける存在』でなければ
『あなたの夢や願い』に誰も協力はせず、夢や願いは叶わぬまま残された時間が過ぎていきます。
3つの旗で大切な事は、
『現在地(今という環境)』を冷静に見た時に、
自分自身が周りを助けられる人に既になっているか?を再確認する必要があり
『目的地(夢や目標)』を冷静に見た時に、
周りの人々が共感し協力したくなるような夢や目標を設定しているか?を再確認する必要があり
『手段(何をするか?)』を冷静に見た時に、
利己的な欲求を満たす為だけの行動なのか?他者を助ける行動に繋がってるのか?を再確認する必要があり
これらの3つ旗の下に、人々が共感し賛同し共に歩みたいと思えるような形で
物事を進めているのか?『利己的ではなく利他の精神』で行えている事が何よりも大切なのです。
この考え方で物事を進める事で
- 夢が叶って自分は幸せ
- 助けてもらって他者も幸せ
- 世間に認められる様な夢が実現して社会も幸せ
この様な『三方よし』の考え方でビジネスや人生を進める事ができるのです。
そしてこの考え方こそが、夢を叶える最短最速の方法であると皆さんに知って頂きたいのです。
この考えに気づく事ができたのは、過去記事でも度々ご紹介している
1936年に出版され、現代でも多くの経営者の教本的な存在になっている
デール・カーネギー著書『人を動かす』という本です。
自分の夢を叶える為には、『まずは他者の夢を叶える必要がある』この事について
具体的に何をすればいいのか?が過去の偉人の事例集として紹介されていて、とっても読みやすくなっています♪
今は漫画版も出版されていますので、初めての方はこちらを読むのをお勧めします!
本日のまとめ
集客だけではなく人生においても大切な事は
3つの旗を立て、数値化した目標を、自分の残された時間と照らし合わせて行動する事が大切なのです。
しかし、重要な事は『3つの旗の事なんか、なーんにも気にせずただやってみる!』事も
人生においては大きな意味があります。

え…それじゃあ今までの解説は何だったの?怒
と、怒られそうですが…
私が今回お話した内容は、3つの旗を立てる事で『計画性をもって取り組める』
そして、その方法が集客にお困りの方にとっては、効果的であるというお話でしたが
何でもかんでも効率化を求めるだけが、最良ではなく、
回り道をしてみたり、失敗をしてみる事で得られる経験値もとても大切なのです。
色々な事柄を色々な角度から見る事が出来る『視点』
これを養う事がビジネスや人生に大きく役立ちますので
今回のお話を試してみる方も、そうでない方も、どちらを選択しても、良い経験ができると信じて頂き
自分の道を切り開いてみてください。
この記事が『良かった!』と思えた方は、コメントを頂けると執筆の励みになります♪
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